念願の一戸建ての完成後、住まいを建てた方には「固定資産税」と「都市計画税」の支払いが毎年あるのはご存知でしょうか?
賃貸住まいだった時には無いわけですから、新しく税金が増えてしまうのは底知れぬ不安があるものですよね。
今回は35坪で一軒家を建てた場合の「固定資産税」と「都市計画税」がいくらかかるのかを、場所によって異なる話ではありますが大まかにご紹介します。
一戸建て35坪の「固定資産税」はいくら?
固定資産税とは、「土地」と「建物」に対して支払う税金で、各市町村が徴収している税金のひとつです。
毎年1月1日の時点で所有者に課税され、家を建てた、購入後に登記申請をすることで自治体に連絡がいき、納税通知書が送られてきます。
一戸建ての全国の平均坪数といわれる35坪のお家で、固定資産税がいくらなのかを大まかに計算します。
35坪の敷地に対し25坪程度の建物が建ったとして、評価額を以下のように定めてみましょう。
建物の評価額:1,000万円
土地の評価額:2,000万円
税額の算出方法は次のとおりです。
「固定資産税評価額×1.4%」
評価額を当てはめて計算しましょう。
建物:1,000万円×1.4%=14万円
土地:2,000万円×1.4%=28万円
合計:14万円+28万円=42万円
合計42万円となります。
この税金には軽減措置が建物にも土地にも適用されるので、一般的な住宅(特例の要件があります)であれば税額は次のようになります。
建物:14万円×1/2=7万円
土地:28万円×1/6=4.6万円
合計:7万円+4.6万円=11.6万円
今回の試算では、マイホームを購入した際の固定資産税は11.6万円となります。
軽減措置は住宅の性能などによって適用が異なり、建物は減価償却されていくので、課税額は下がっていきます。
木造住宅の価値は20年でおおむね0円となります。
評価額の見直しは3年に一度行われるので、
建物の価値がなくなっても、土地が高騰すれば税金は増額します。
減価償却以上に税額が下がっていれば、土地の資産価値下がっている状態です。
固定資産税と同時に納付する都市計画税はいくら?
固定資産税と同時に納付する税金に「都市計画税」というものがあります。
「都市計画税」とは、都市計画事業や土地区間整理事業の費用に充てる事を目的にした税金のことで道路建設や上下水道整備に使われたりします。
評価額が上記と同じく、「建物:1,000万円」「土地:2,000万円」の35坪の住宅にかかる都市計画税がいくらになるのかみていきましょう。
算出方法は「固定資産税評価額×0.3%」です。
建物:1,000万円×0.3%=3万円
土地:2,000万円×0.3%=6万円
合計:3万円+6万円=9万円
この税金には土地に関する軽減措置があり、200㎡以下の敷地の場合、1/3の支払いになります。
土地:6万円×1/3=2万円
合計:3万円+2万円=5万円
35坪のお家では5万円の税金になりますね。
まとめ
今回は一軒家を建てた場合、「固定資産税」と「都市計画税」のおおよその目安を紹介しました。
35坪の一戸建てにおける、「固定資産税」と「都市計画税」の支払いは、16.6万円が一つの目安です。(地域によって前後します)
評価額には3年に一度の見直しがあり、その時点での地価に合わせた金額に変化します。
住まいを建てた後にも税金があることや、金額の目安を知っておくと良いでしょう。
同時に住宅ローンの減税など、こういった負担を和らげる制度も多数ございます。別の記事で扱っていきますので、情報集めてみてください。
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