マンションを購入するとき、理想的な広さが分からず、迷ってしまうことも多いと思います。
来客があったときや、子どもが成長したときのために、できればゆとりのある住まいが欲しくなりますよね。
それでは、人数ごとに適した住まいの広さとは、どのくらいなのでしょうか。
そこで4人家族を事例に、人数ごとに適した住まいの広さと理想的な間取りについて解説します。
人数ごとに適した住まいの広さ①:4人家族なら?
住生活基本計画の「誘導居住面積水準」によると、4人家族に適した住まいの広さは125m²が目安。
125m²を坪に変換すると、37.8坪程度になります。
この数字は、郊外に建てられた一戸建て住宅を想定して算出したものです。
そのため、都市部に建てられたマンションは含まれていません。
都市部に建てられたマンションを想定した場合、4人家族が暮らすための理想の広さは95m²(28.7坪)としています。
郊外の一戸建住宅と比較すると、住むためのスペースは少し狭くなります。
しかしながら、95m²の広さがあれば、4LDKの間取りが十分に可能となります。
リビングに加えて、夫婦の寝室、子ども用の2部屋、さらに来客用の部屋が確保できるため、十分にゆとりのある広さと言えるでしょう。
人数ごとに適した住まいの広さ②:理想的な間取りは?
理想的であるとはいえ、都市部にある4LDKのマンションを購入すると、それなりにコストがかかります。
また、ファミリーマンションの間取りは3LDKであることが一般的で、4LDKは選択肢そのものが多くありません。
そのため、4人家族で住む場合、4LDKよりもコストがかからず、選択肢も豊富な3LDKが理想的であるといえます。
3LDKでは少し狭いのでは?と心配になる人も多いでしょう。
子どもが小さいときは、親や兄弟姉妹と部屋を共有するケースが多いため、個別の部屋の必要性は高くありません。
つまり、家族の人数は4人ですが、必ずしも3部屋が必要というわけではないのです。
ただ、子どもが大きくなり、中学生あたりになると、自分の部屋が欲しくなると思います。
その場合、3つの部屋を、夫婦の寝室、子どもの部屋①、子どもの部屋②と分けましょう。
お客さんが来たときのための部屋がなくなることが気になる人もいると思います。
その場合、リビングに置く家具の配置を工夫したり、パーテーションで区切ったりすることで、来客用のスペースが確保できると思いますよ。
まとめ
このように、人数ごとに適した住まいの広さは、子どもの成長段階により変わってきます。
また、一戸建てかマンションか、都市部か郊外かなど、住まいの条件によっても、適した広さが変わってきます。
そのため、マンションを購入する場合、家族の人数だけではなく、子どもの成長も踏まえて、理想的な部屋を探すようにしましょう。
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